頭痛と鍼灸治療

2022年10月5日

こんにちは！
岡山市北区にあるもんじゃる問屋町店です🐵

今日は、頭痛についてお話しします👌🏼

日本人の３人に１人は悩まされいるという頭痛・・・

頭痛と言っても
痛む位置・痛みの頻度・痛みの度合いなど様々です

頭痛は、大きく分けて３種類
緊張型頭痛・偏頭痛・群発性頭痛

誤った治療をしてしまうと
かえって頭痛を悪化させてしまうことがあります

頭痛でお悩みの方は、自分の頭痛の症状を理解した上で
適切な治療を行い頭痛に悩まないからだを作りましょう✊🏼

３種類の頭痛をご紹介していくので
頭痛でお悩みの方はチェックしてみてください✨

頭痛チェック

まず、ご自身の頭痛について
当てはまるものを見つけましょう👌🏼

あ、私の頭痛はこれだ！と言うものが
見つかりましたか😌？

１つ１つご紹介していきます🙈

緊張型頭痛

緊張型頭痛は
ギューっと締め付けられるような痛みで
肩凝りやめまいを伴うこともある頭痛です

原因

緊張型頭痛の原因は
精神的・身体的ストレスであることが多いです😨

長時間のパソコンやスマートフォンの操作などで
肩や首の筋肉が凝ってしまい頭痛につながっている可能性があります

対策

マッサージ・ストレッチ・お風呂に浸かるなどして
肩や首の筋肉の凝りを取り血行を良くしましょう

血流の改善により、痛みが和らぎます😌

頭痛が始まったら
ストレスになっていることを一旦中止して
早めに気分転換をしてリラックスしましょう🙆🏼‍♀️

偏頭痛

頭の片方もしくは両方がズキンズキンと痛み
場合によっては吐き気や嘔吐を伴う頭痛です

原因

片頭痛は脳の血管が拡張することで起こります

お風呂に浸かる・お酒を飲む・運動するなどは頭痛を悪化させます

対策

片頭痛が起きた場合は
血管を拡張するようなことはなるべく避けるようにしましょう

首を冷やしたり
圧迫したりすると痛みが和らぎやすいです👌🏼

また、光や音も刺激になるので
頭痛がひどい場合は暗いところで安静にしましょう😌

偏頭痛の種類

片頭痛の中でも
「前兆のある片頭痛」と「前兆のない片頭痛」
の2つに分けられます

前兆のない片頭痛は
ズキズキとする頭痛が数時間～3日間持続し
多くは頭部の片側(約60％)で起きますが
両側(約40％)に痛みが出る場合もあります

階段の昇り降りなど日常的な運動で症状が悪化し
吐き気や嘔吐症状が出たり
もしくは光と音に対して過敏になったりします

このような頭痛が何度も経験され
通常5回以上繰り返すと片頭痛と診断されます。

前兆のある片頭痛は視野が欠けたり
ギザギザした光が出る閃輝暗点などの症状があります

これらが 5分～60分間程度持続した後に
ズキズキとする頭痛が出現し
半盲や閃輝暗点などの前兆は頭痛が始まる前に消失します

こうした発作が2回以上経験される場合、片頭痛と診断されます

偏頭痛の誘発因子

片頭痛を誘発するものには
食品や環境、特定の柄、生活習慣など様々です

・アルコール
アルコールは血管拡張する作用があるので頭痛を引き起こす可能性があります

・チラミン
この物質は血管を収縮させる作用があり
その作用が切れた際に血管が拡張し頭痛を引き起こす可能があります。
チョコレート、チーズ、ワイン、レバー、キムチなど

・亜硝酸ナトリウム
この物質は血管を拡張する作用があります
ハムやソーセージの肉類、イクラ、タラコ、明太子などの
魚卵を加工する際に色落ちを防ぐために使用するもの

・グルタミン酸ナトリウム
この物質は脳の血管を拡張する作用があります。
インスタント食品やスナック菓子、うま味調味料など

群発性頭痛

目がえぐられるように痛む頭痛
ある期間に集中して起こるもので
毎日同じ時間に起こることがあります

原因

群発頭痛は頻度は低いですが
痛みが強く最もつらい頭痛です😱

原因は明らかにされていませんが
目の後ろにある太い血管が拡張して神経を圧迫するためと考えられています

対策

お酒やタバコも発作の誘因とされているため
痛みが出ている期間は、禁酒・禁煙を心がけましょう👍🏼

くも膜下出血や髄膜炎など
重大な脳疾患が原因のこともあるため
それらを除外するためにも一度病院で検査してもらうことをおすすめします💡

その他の頭痛

薬物乱用頭痛

頭痛を止めるお薬を週に2〜3回、3か月以上
慢性的に服用することにより起こる頭痛のことを言います

つまり頭痛薬など薬剤の使用過多によって
頭痛を引き起こすことがあるため薬剤の使用は注意が必要です💡

危険な頭痛

これまでに経験したことのない頭痛
（突然の強烈な痛みや徐々に増強する痛み
手足の麻痺や言葉のもつれ、発熱などを伴った頭痛）は
直ぐに脳神経外科を受診するようにしましょう

くも膜下出血、脳出血、脳腫瘍、髄膜炎
脳炎、慢性硬膜下血腫などの危険性があります